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【Tips】「塗り足し」とは? ー完全データを入稿するためにー
印刷用のデータを作成して印刷会社に入稿したのに、
「トンボをつけてください」「文字をアウトライン化してください」「塗り足しをつけてください」
と言われて、データ修正を求められたことはありませんか?
また、印刷会社から「完全データで入稿してください」と言われたことはありませんか?
印刷物のデータを作成する時は、デザインと同時に、
印刷に適したデータ(完全データ)を作成する必要があります。
これらはイメージ通りの印刷物に仕上げるために、とても大切な工程になります。
今回は、「塗り足し」についてのお話です。
さて、まず前提のお話なのですが、 印刷会社での印刷作業は、家庭用プリンターとは違い、
印刷物の出来上がりサイズの用紙を使うわけではありません。
面積の大きい用紙に印刷し、最後に断裁して仕上がりサイズにします。
そのため、仕上がりサイズぴったりのデータを作成してしまうと、 断裁時のブレにより、
用紙の地色が見えてしまうことがあります。(紙の白がでてしまう)
そのような事が起きないよう、仕上がりサイズより一回り大きいサイズでデータを作る必要があります。
(また、その逆で、切れては困る文字や図などは、仕上がりサイズより3ミリ以上内側に配置する必要があります。)
お客様の大切な印刷物が、イメージ通り綺麗に仕上がるための、大切な作業です。
一心社では名刺データご入稿の際、
・天地左右各3ミリの塗り足しをつける
・切れては困る文字や図は仕上がりサイズより3ミリ程度内側に配置をお願いしています。
お客様からお送りいただいたデータは印刷前に必ず確認し、
「塗り足し」がない場合や文字や図が切れてしまうような場合、
お客様へご連絡を差し上げるようにしています。
弊社での修正等ももちろんできますので、わからない点などはお気軽にお問い合わせください。
ご注文いただいた印刷物を、正しく、綺麗に印刷してお届けできるようサポートしております。
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